暴力がはじまってから、
殴られて、腫れた顔の、無気力な私を抱くのが恒例だった、
まるで、体を抱き合うことで、許されると勘違いしていたような行為だった
私には、耐え難い、屈辱と、恐怖の時間。

はじめて殴られたときから何故か、”新婚旅行まではＳＥＸをするのは止めよう”
そう言い出した夫の言葉に従い
新婚旅行で殴れた日から、奇妙な夫婦生活がはじまった
テレビの事件の日は流石に抱く事は無かったが
流産した事を、夫に言えないままの私は、
一週間と経たない内、殴られ・・・彼に抱かれた、
と言うよりは、ＳＥＸの気配で不安に成った
彼が体を触ってきた瞬間に涙が出た・・・止まらなかった、
その日、彼はあきらめた様だったが
以後数ヶ月ほど、同じ事が繰り返されたが、
それ以後全く私達のＳＥＸは無くなった。